人が立てなくなってしまうVR

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1929年ドイツの心理学者Karl Dunckerによって発見されたベクション(視覚誘導性自己運動感覚)とは、たとえば、停車中の電車に乗っている際に、反対に停車している電車が発進すると、自分の電車が発進したように感じる状態、などを指します。

ディズニーランドの「スター・ツアーズ」はこの現象を利用した有名なアトラクションの1つです。実際にはその場から動いていないにも関わらず、視覚情報から自己運動感覚を生起させることで宇宙船に乗って、宇宙空間を飛び回るといった体験をすることができます。

他にも、発光機器の点滅制御にこの効果を利用することで、高速道路におけるジャンクションでの速度抑制やサグ部の速度向上が行われ、速度感覚をコントロールし円滑な走行を図るシステムとして使われています。

Psychic VR Labでは、これらベクション効果の利用により没入感の向上や、VR酔いの軽減が期待でき、様々なコンテンツに革新をもたらせるのではないかと考え、研究を進めています。

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