開発入門 > Unity > Leap motion > Final IKアセットでキャラクターのぶら下げ方(Unity)

Final IKアセットでキャラクターのぶら下げ方(Unity)

今日はInverse Kinematics (IK)を使って、ユニティちゃんを上からぶら下げてみたいと思います。

FinalIK9

 

Inverse Kinematics (IK)とは
引用元:Unityユーザーズガイド

ジョインのポージングを行うタスクを別の視点からとらえることが重要です。空間で特定の点を決めて、そこから逆算してジョイントの向きを、終了点がその位置に到着するような、有効な方法を見つけることです。オブジェクトをユーザにより選択された点をタッチさせる、または平らでない地面に足をつける、といったことをキャラクターにしてほしいときに、これは便利です。このアプローチは Inverse Kinematics (IK)と呼ばれ、メカニムで 正しく設定されたアバターのある ヒューマノイド キャラクターにおいてサポートされます。

 

Unity Proではスクリプトを使いIKを実現することができます。
インバースキネマティクス (Unity Proのみ) / Inverse Kinematics (Pro only)

今回はFinal IKアセットを使って遊んでみましょう。

Final IKアセット

 

Final IKでどういったことができるかはこちらのデモビデオを見てみましょう。ワクワクします。

 

Final IKを利用して実に様々なことを簡単に実現することができるのですが、今回はDemoシーンを改造して、Unityちゃんを上から吊るすことを実現してみたいと思います。

_DEMOS – FBBIKフォルダ内のPendulumシーンを開いて実行してみましょう。お人形さんがぶら下がっている動きを確認できると思います。

FinalIK2

このサンプルは面白い実装をしていて、モデル本体の動きをぶら下げたラグドールの動きに追従させることで、ボクシングしながらぶら下がるアニメーションなどを実現しています。

FinalIK3

 

(ラグドールの一部をIs Kinematicで固定するという実装も試してみたのですが、力を加えると体が伸びたりしてしまいます。なにか解決方法あるのだろうか。。。)

FinalIK5

今回は本体のモデルをUnityちゃんに置き換える方法でUnityちゃんを吊るしてみましょう。

FinalIK4

 

Dummyモデルを削除し、unitychan_dynamicをインポートし、下記の画像のように設定を変更します。

FinalIK6

実行するとユニティーちゃんがぶら下がるのが確認できると思います。

FinalIK7

半透明のDummyを消すにはDummyRagdoll以下のDummyオブジェクトのSkinned Mesh Rendererのチェックを外しましょう。

FinalIK8

Leap motionを使って触ってみましょう。

 

 

 

 

 

カテゴリー: Leap motion, Unity タグ: , , , , , ,

HOME / Coporate Site/ Careers

© Copyright 2018 STYLY..