Oculus Riftを利用者が装着している際に、その状況を別視点からPCモニタで確認しておきたいシナリオは意外と多いような気がします。
NoraさんがOVRMirrorというプラグインを開発されたようですので紹介させてください。
OVRMirrorをリリースしました。任意のカメラ(RenderTexture)を別ウィンドウにリアルタイム描画するためのプラグインです。DirectX11 + Unity Pro専用です。http://t.co/mLSrjixmSE pic.twitter.com/aJn7kEmRZP
— Nora (@Stereoarts) November 1, 2014
まずは、Oculusカメラがセットされているプロジェクトを読み込みます。私の場合、コントローラーで動かせるユニティーちゃんにOculusカメラをセットしたサンプルプロジェクトを用意しました。
(名前にOVRとついていますが、このプラグインはOculusを利用しないプロジェクトでも利用可能です。別ウィンドウで別カメラの情報を表示することを目的としたプラグインです。)
コンパイルした実行ファイルではユニティーちゃんの様子を確認することができません。
第三者視点のカメラを追加して別ウィンドウで確認できるようにしましょう。
OVRMirror.unitypackage をプロジェクトにインポートします。
新しくRender Textureを作成します。名前は何でも構いません。Sizeプロパティで指定したサイズのカメラ映像が作成されます。
別ウィンドウで表示したい第三者視点のカメラを設置します。
カメラについているAudio Listenerはチェックを外すか削除しましょう。Target Textureに先ほど作成したRender Textureを設置します。
– overwriteViewportRect をチェックすると, ウィンドウサイズに応じて ViewportRect を調整します。とのこと
実行すると、先ほど設置したカメラからの映像が別ウィンドウで表示されます。