Unityで簡単に海面・海中・海岸線などを表現できるプラグインSUIMONOを試してみました。現在Ver1系のユーザー(Unity Asset Storeにて65ドル)には2.0Betaの利用及び将来の2.0正式版への無償アップデートがアナウンスされています。
Unity標準のアセットでは実現できない水面表現を簡単に実現することが可能です。ベータ版のアナウンスはこちら。
海面を船が揺られながら進むデモビデオ
海岸線波打ち際の表現デモビデオ
2.0の主な改善点
- 3D Waves and DX11 Tessellation
- Automatic Shoreline and Flowmap Creation
- Improved Surface Rendering
- Improved Underwater Effects
- Advanced Buoyancy system
- Updated UI and Automatic Presets
- Android and iOS support
Inspector内のプロパティで設定変更は簡単
水面の表現はプリセットが用意されていて選ぶだけ
実際に試してみましょう
新しいプロジェクトを作り、「Assets」-「Import Package」-「Custom Package」からSuimono2.0Betaのアセットをインポートします。
Assetsフォルダ内のSUIMONOフォルダに関連ファイル群がインポートされます。
PREFABSフォルダ内の
・SUIMONO_Module
・SUIMONO_Surface
画面が暗いので
・Directional Light
をシーンに追加します。デフォルトではメインカメラが水面上にあるので少しY軸方向上方に移動します。
空がさみにしいので、Skyboxを追加します。
Skyboxの追加方法は下記のサイトなどを参照
[参照]
Unity 空を作る Skybox – Three.jsを使って、作ってみた
【Unity】SkyBox(背景) – キリンを召還するブログ。 – はてなブログ
海面に空の雲が映り込むようになりました。波打ってます。
水面にCUBEを落としてみましょう。シーン上にCUBEを作成し
・Rigibody
・Physics Material
を設定します。
[参照]UnityでRigidbody(リジッドボディ)を追加する方法【初心者向け】 | TechAcademyマガジン
カメラをCUBEの子オブジェクトにして、カメラがCUBEを追いかけるようにします。
CUBEが落下し始めて
海の中もエフェクトがかかります。
様々なオプションやエフェクトがあるので、使い方がわかってきた頃に情報アップデートしようと思います。